いざ修理を頼もうとなった時に、工事代金がわからないとすごい高いお金を請求されそうで怖いと思います。
このページでは修理工事の見積もりのお話をしていこうと思います。
結論から先にいうと、お見積をご提案できるケースもありますが、修理工事だと値段はお伝えできないことがほとんどです😥
そんなの不当な高額請求しほうだいじゃない?なんてご不満もあるかもしれません。これからその理由と見積もりを出せるケースをご説明します。
水道工事の代金
水道工事金額の決め方
そもそも水道工事の値段ってどうやって決まるの?と思いの方もいらっしゃると思います。ここではキッチン水栓の修理を例に私の会社の水道工事の金額の決め方をお話します。
お見積が出せない工事
例1)キッチンの水栓の修理請求金額
- 基本費 3,000円
ご自宅に伺い何かをすると発生する最低金額です。CMなどで『トラブル〇〇円』なんて言う歌を聞いたことがあるという方も多いかと思いますが、あの金額も基本費に該当すると思います。
ボルトやネジを少し締めるだけでもこれだけ頂きますという金額です。
- 材料費 6,400円
- 材料代値引 −1,400円
今回はTOTOのシングルレバー水栓のカートリッジ交換を想定しております。私の経験で一番よく出るカートリッジがTHY582Nという商品でその値段ですね。
- 施工費 3,000円
工事の種類によって変わってきます。
- 諸経費(10%) 1,100円
ガソリン代や工具代、備品、その他名目にするのが難しいお金をこちらに一律で請求します。
- 消費税(10%) 1,210円
合計金額 13,310円
会社によっては端数の10円や100円を切り捨てにしているところもあると思いますが、私の勤めている会社ではこのような金額となります。
見積が出せない理由
上記の例ではカートリッジの交換で直ったケースなのですが、実はカートリッジを変えても治らないなんてこともあるんです・・・。そうすると水栓一式交換となりますので、13,310円にさらに水栓の値段が+されるなんて事になるんです。
お見積が出せる工事
例)キッチン水栓交換工事の請求金額
- 基本費 3,000円
- 材料費 30,500円
一番値段の安い台付き1穴のシングルレバー水栓(TKS05302J)
私の会社はこのタイプが一番よく出ます。
- 材料代値引 -8,000円
- 施工費 3,000円
- 諸経費(10%) 2,850円
- 端数値引 -350円
- 消費税(10%) 3,100円
合計金額 34,100円
見積が出せる理由
悪いところも含めて全部新品に取り換えるので治らなかったということがないです。
取り換えれば治るので商品代がわかる。計算ができるっていうことですね。
結論
- 部品交換の工事は金額が出ない
- 新品一式交換の場合は金額が出る
どうでした?お値段を尋ねてちょっと答えられないんですよねーなんて言われても不信感を抱かないでくださいね。
なんで?って尋ねるとちゃんと理由も説明してくれると思います。